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2008年8月

躊躇

歩いているとふと路地が目に入った。
「この路地を通ってみようかな」と思ったものの、ちょっと躊躇してしまうような路地で…

突然、路地の影からガタイのゴツイ異国のオトコが話しかけてきた。
「シャチョーサーン ワタシノ ミセニ ゼヒ キテクダサーイ!」
「急いでますんで。」
「ウソ オッシャーイ シャチョーサン サッキカラ ロジノ イリグチデ ボーット タッテルノ ワタシ ミテマシター。」
そう言うとワタシの腕をぐいっとつかんで、自分の店に引っ張っていこうとする。
「キャッチセールスはしたらあかんねんぞっ」と言ってはみるものの表通りを離れた場末の路地。
「ワタシノ オミセ オイシイ オサケ タクサーン アリマスネ。 ドゾ ノンデッテ クダサーイ。」
「あかん、あかん。オイラ痛風やねん。」
「ケーサツ ヨブノデスカ?」
「それは通報。」
「アイカタサン イラシャルノデスカ?」
「それは夫婦。」
「ヤネノ コトデスカ?」
「それはルーフ。」
「ミカクニン ヒコウブッタイ ノ コトデスカ?」
「それはUFO」
「ワタシ チンプン カンプーン デス。」
「あのね、オイラ病気やからお酒は飲めないの。わかった?」
「ワタシ ニホンゴ ワカリマセーン。」
「嘘つけ、さっきからちゃんと日本語話してるやんけ。」
「バレマシタカ ジャ オサケ ダメナラ ソフトドリンク  モ アリマース。」

無理やり腕をつかまれて得体の知れぬ店の中に引きずりこまれたオイラの運命やいかに…
妄想劇場のはじまり、はじまり。

瞬間、アホなことを妄想していたワタシではあるけれど、そういう妄想をさせるのに充分過ぎるほどの雰囲気を醸し出している路地でありました。

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夏のオフ会 序

8月2日、未明。
携帯にメールが入ったので、出かける用意をした。
RさんとMuさんが迎えに来てくれることになっていたのでウチの前に出ると、ちょうど車がやってきた。
「おはようございます。」車から降りてきたMuさん。スカートをはいてはる。
「あれ、スカート姿で行くんですか?」
「そうですよ。」
「『そうですよ』って今日は伊吹山に登るんですよ。」
「そうですよ。」
「その格好で登るんですか?」
「いけませんか?」
「いけないことはないけど…。」
運転席のRさんに「Muさんスカートはいてきてはるけど、いいんですか?」と訪ねる。
「いいんじゃないですか。」と返答するRさん。
見るとRさんまで、スコットランドのバグパイプ奏者がはいてるようなスカート姿。
「げっ、Rさんまでスカート姿!!」

ってことは、ワタシもスカートはいていかんとアカンのやろうか?
でも、スカートなんかもってない。
えらいこっちゃ、押入れの奥に相方のマタニティあったかな。
それでも着ていかんとしゃあないかなぁ。
「ちょっと、待っててもらえる?」
何がどうなっているのかわからない。
体中から冷や汗が噴き出してくる。

汗びっしょりになったところでハッと目が覚めた。
時刻は3時45分。
「なんちゅう夢や。」呟きながら、シャワーをしに行く。

今日はオフ会で5時10分にRさんとMuさんがうちまで迎えに来てくれることになっている。
5時にメールが入り「あと10分で行きます」とのこと。
すぐにウチを出て通り道で待ってると、慌てて目の前でストップする車。
「おはようございます。」
「おはようございます。こんな所に立ってるとは思わないからビックリしたやん。」
「もう少しで行き過ぎてしまうとこやったわ。」
「あ、誰かへんなおっちゃん立ってるわ(笑)。」
うちの前まで来てくれるという二人を、途中の交差点まで出向いていって「変なおっちゃん」といわれた日にゃあ、ワタシの立場がない。
まあ、気を取り直していざ出発!

本日は大山オフ会の仲間と醒ヶ井~大垣~伊吹山への撮影日帰り旅行。
途中MaさんをひろってBさんのところに行くのであるが、本日のBさんちまでのドライバーはMuさん。
「道をはっきりとは知らないから、NAVIお願いしますね。」
「まかしんしゃい。」
「あ、次の交差点右です。」
中央に植樹されているグリーンベルトがあってその両側に道路がある。
普通は自動車は左側通行だから、右手にグリーンベルトを見て走るのが普通なんだけど、この道はどっちを走っても構わない変わった道です。
「どっちを走るんですか。」
「どっちでも構いません。」
「どっちでも構わんの?」
「うん。どっち走っても構わん。」
ちょうど、グリーンベルトを境に市町村がわかれていて、どちらも市(町)道で一方通行になっていない。
はじめて走る人は違和感があるかも知れない。
「つきあたりを右」
「了解」
「つきあたりを左」
「了解」
中々のNAVIぶりなんだけど問題が2点あり。
ひとつは日本全国の道路を網羅していないということ。
まあ、Bさんところまで行く分には全然問題ないけど。
もうひとつの問題はRさんと私のNAVI役が2人いること。
ひょっと二人同時に違うことを言ったらどうなるか・・・
それを考えると恐ろしいので「この先、私は黙ってます。」
「ぷぷぷっ!」
「ホントに黙ってられるかな~(笑)。」
全然信用されてない。トホホ…。
もっとも、「黙ってます」と言った本人でさえ全く自信がないので、そう言われても仕方ない。

それにしても、変な夢見て変な時間に起きたものだから、ちょっと眠い。
往路からイビキかいて寝てしもうたら私のイメージが壊れてしまう。
ここは、何としても起きていなければ・・・
そんなことを考えているうちにMaさんとの待ち合わせ場所に到着。
予定より早く到着したので車外に出て待つことに。
午前5時半、早朝の空気は気持ちよろし!
待つことしばし、Maさん登場。
「おはようございます。」
「おはようございます。今日は私、おとなしくしていますからね。」
「ぷぷっ、黙ってられるかな~(笑)。」
やはり全然信用されてない。ショボ~ン。

「6時前ともなると明るいね~。」
「ぎゃはは、『黙ってます』って言ってから10秒も経ってない。」
「・・・」
「じゃあ、この先、喋ったら罰金徴収しましょか?」
「あ、それは困る。そしたら、どうしても喋りたくなったら『ちょっと車停めて』って言って車外に出て土に穴掘って喋りたいこと喋って埋めてきますわ。」
「『ちょっと車停めて』って言った時点でもう喋ってるやん。」
ウググ、返す言葉がない。キーッ、悔しい~!

ある交差点に差し掛かりました。
「これ右折です。」とRさん。
「え、ここ右折するんですか?」
「そう、ここを右折。」と私。
「ほんとに、右折でいいんですか?」
これこれ、優秀な二人のNAVIに対して、それは失礼やないですかっ!
でも、気持はよ~くわかります。
行くべき方向からすれば、ここは直進したいところですから…。

お天気の話やら、五条~新宮間を走る路線バスの話やら、奈良交通の鹿のマークはプレミアもんだとか、その鹿のマークが『せんとくん』みたいなのでなくてよかったとか、とりとめのない話をしているうちにBさん宅に到着。
途中、どこかのSAで朝食を摂ることにして、いざ行かん醒ヶ井へ!
さてさて、今回はどんなオフ会になりますことやら。

   To be continue

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