躊躇

歩いているとふと路地が目に入った。
「この路地を通ってみようかな」と思ったものの、ちょっと躊躇してしまうような路地で…

突然、路地の影からガタイのゴツイ異国のオトコが話しかけてきた。
「シャチョーサーン ワタシノ ミセニ ゼヒ キテクダサーイ!」
「急いでますんで。」
「ウソ オッシャーイ シャチョーサン サッキカラ ロジノ イリグチデ ボーット タッテルノ ワタシ ミテマシター。」
そう言うとワタシの腕をぐいっとつかんで、自分の店に引っ張っていこうとする。
「キャッチセールスはしたらあかんねんぞっ」と言ってはみるものの表通りを離れた場末の路地。
「ワタシノ オミセ オイシイ オサケ タクサーン アリマスネ。 ドゾ ノンデッテ クダサーイ。」
「あかん、あかん。オイラ痛風やねん。」
「ケーサツ ヨブノデスカ?」
「それは通報。」
「アイカタサン イラシャルノデスカ?」
「それは夫婦。」
「ヤネノ コトデスカ?」
「それはルーフ。」
「ミカクニン ヒコウブッタイ ノ コトデスカ?」
「それはUFO」
「ワタシ チンプン カンプーン デス。」
「あのね、オイラ病気やからお酒は飲めないの。わかった?」
「ワタシ ニホンゴ ワカリマセーン。」
「嘘つけ、さっきからちゃんと日本語話してるやんけ。」
「バレマシタカ ジャ オサケ ダメナラ ソフトドリンク  モ アリマース。」

無理やり腕をつかまれて得体の知れぬ店の中に引きずりこまれたオイラの運命やいかに…
妄想劇場のはじまり、はじまり。

瞬間、アホなことを妄想していたワタシではあるけれど、そういう妄想をさせるのに充分過ぎるほどの雰囲気を醸し出している路地でありました。

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夏のオフ会 序

8月2日、未明。
携帯にメールが入ったので、出かける用意をした。
RさんとMuさんが迎えに来てくれることになっていたのでウチの前に出ると、ちょうど車がやってきた。
「おはようございます。」車から降りてきたMuさん。スカートをはいてはる。
「あれ、スカート姿で行くんですか?」
「そうですよ。」
「『そうですよ』って今日は伊吹山に登るんですよ。」
「そうですよ。」
「その格好で登るんですか?」
「いけませんか?」
「いけないことはないけど…。」
運転席のRさんに「Muさんスカートはいてきてはるけど、いいんですか?」と訪ねる。
「いいんじゃないですか。」と返答するRさん。
見るとRさんまで、スコットランドのバグパイプ奏者がはいてるようなスカート姿。
「げっ、Rさんまでスカート姿!!」

ってことは、ワタシもスカートはいていかんとアカンのやろうか?
でも、スカートなんかもってない。
えらいこっちゃ、押入れの奥に相方のマタニティあったかな。
それでも着ていかんとしゃあないかなぁ。
「ちょっと、待っててもらえる?」
何がどうなっているのかわからない。
体中から冷や汗が噴き出してくる。

汗びっしょりになったところでハッと目が覚めた。
時刻は3時45分。
「なんちゅう夢や。」呟きながら、シャワーをしに行く。

今日はオフ会で5時10分にRさんとMuさんがうちまで迎えに来てくれることになっている。
5時にメールが入り「あと10分で行きます」とのこと。
すぐにウチを出て通り道で待ってると、慌てて目の前でストップする車。
「おはようございます。」
「おはようございます。こんな所に立ってるとは思わないからビックリしたやん。」
「もう少しで行き過ぎてしまうとこやったわ。」
「あ、誰かへんなおっちゃん立ってるわ(笑)。」
うちの前まで来てくれるという二人を、途中の交差点まで出向いていって「変なおっちゃん」といわれた日にゃあ、ワタシの立場がない。
まあ、気を取り直していざ出発!

本日は大山オフ会の仲間と醒ヶ井~大垣~伊吹山への撮影日帰り旅行。
途中MaさんをひろってBさんのところに行くのであるが、本日のBさんちまでのドライバーはMuさん。
「道をはっきりとは知らないから、NAVIお願いしますね。」
「まかしんしゃい。」
「あ、次の交差点右です。」
中央に植樹されているグリーンベルトがあってその両側に道路がある。
普通は自動車は左側通行だから、右手にグリーンベルトを見て走るのが普通なんだけど、この道はどっちを走っても構わない変わった道です。
「どっちを走るんですか。」
「どっちでも構いません。」
「どっちでも構わんの?」
「うん。どっち走っても構わん。」
ちょうど、グリーンベルトを境に市町村がわかれていて、どちらも市(町)道で一方通行になっていない。
はじめて走る人は違和感があるかも知れない。
「つきあたりを右」
「了解」
「つきあたりを左」
「了解」
中々のNAVIぶりなんだけど問題が2点あり。
ひとつは日本全国の道路を網羅していないということ。
まあ、Bさんところまで行く分には全然問題ないけど。
もうひとつの問題はRさんと私のNAVI役が2人いること。
ひょっと二人同時に違うことを言ったらどうなるか・・・
それを考えると恐ろしいので「この先、私は黙ってます。」
「ぷぷぷっ!」
「ホントに黙ってられるかな~(笑)。」
全然信用されてない。トホホ…。
もっとも、「黙ってます」と言った本人でさえ全く自信がないので、そう言われても仕方ない。

それにしても、変な夢見て変な時間に起きたものだから、ちょっと眠い。
往路からイビキかいて寝てしもうたら私のイメージが壊れてしまう。
ここは、何としても起きていなければ・・・
そんなことを考えているうちにMaさんとの待ち合わせ場所に到着。
予定より早く到着したので車外に出て待つことに。
午前5時半、早朝の空気は気持ちよろし!
待つことしばし、Maさん登場。
「おはようございます。」
「おはようございます。今日は私、おとなしくしていますからね。」
「ぷぷっ、黙ってられるかな~(笑)。」
やはり全然信用されてない。ショボ~ン。

「6時前ともなると明るいね~。」
「ぎゃはは、『黙ってます』って言ってから10秒も経ってない。」
「・・・」
「じゃあ、この先、喋ったら罰金徴収しましょか?」
「あ、それは困る。そしたら、どうしても喋りたくなったら『ちょっと車停めて』って言って車外に出て土に穴掘って喋りたいこと喋って埋めてきますわ。」
「『ちょっと車停めて』って言った時点でもう喋ってるやん。」
ウググ、返す言葉がない。キーッ、悔しい~!

ある交差点に差し掛かりました。
「これ右折です。」とRさん。
「え、ここ右折するんですか?」
「そう、ここを右折。」と私。
「ほんとに、右折でいいんですか?」
これこれ、優秀な二人のNAVIに対して、それは失礼やないですかっ!
でも、気持はよ~くわかります。
行くべき方向からすれば、ここは直進したいところですから…。

お天気の話やら、五条~新宮間を走る路線バスの話やら、奈良交通の鹿のマークはプレミアもんだとか、その鹿のマークが『せんとくん』みたいなのでなくてよかったとか、とりとめのない話をしているうちにBさん宅に到着。
途中、どこかのSAで朝食を摂ることにして、いざ行かん醒ヶ井へ!
さてさて、今回はどんなオフ会になりますことやら。

   To be continue

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わからないこと

亡くなった親父の同級生で、親父が亡くなった後も毎年一度は会っていた人がいる。
ご自宅に遊びにいってお菓子をよばれた事もあるし、地域では民生委員もされていて、活躍してはった。
若い頃、奥さんを亡くされて、再婚話もあったようだけど子供達が了承しなかったため、ずっと独身を通してはりました。
とにかく豪快な人で、「こりゃ、着いていけんわ。」と思ったこともあるけれど、面倒見のいい方でした。
自分が奈良に移り住んでから、滅多にお会いすることはなかったのですが、先日訃報を耳にしました。
全然知らなかったのですが、糖尿病で両足を切断し入院生活を送っておられたみたいです。

そうかと思うと、知り合いの知り合いが先日、草刈の途中でなくなられました。
死因はわからないそうです。

人間いつかは死ぬ。それはわかっていてもいつ死ぬかわからない。
だから、自分はまだ死なないと思ってる。
「あなたの命は、あと3年です。」と宣告されたらどうするかな?
「のんびり行こうぜ」もいいけれど「のんびりしていて良いのか」という気もする。

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種の保存

いやぁ~、毎日蒸し暑い。昨日の京都の気温は37.4度もあったとか。
体温以上だから、そりゃあ暑いのも不思議じゃない。
うちにもエアコンは4台備わっているけど、この10年間ほとんどつけたことがない。
つけもしないものを何故備えているのかというと、この家を買った時から付属していたから。
エアコンはつけなくても除湿機はつける。

ところでカエルツボカビ病というものが流行っているそうで、地域によってはアマガエルが全滅状態なのだとか。
そんな訳でこの三連休はこの暑い中ご近所を散歩がてら、カエルがいるかいないか観察しに行ってきた。
結果、アマガエルは見なかったけどツチガエルはこれでもかちゅうくらいおった。
カエルが全滅しても関係ないわという人がいるけれど、カエルがいなくなれば大変なことになる。
つまりは生態系が崩れるということ。
生き物は、生き物だけでなく植物もそれぞれが何がしか関連しあって、連鎖しあって、ひとつながりになっている。
カエルがいなくなれば、エサとなるハエや蚊が増える。
カエルをエサとする、蛇や鳥が減る。
ハエや蚊が増えれば他の捕食者、例えばトンボが増えるかというとそれは難しいと思う。
いずれにしても、それぞれが何らかの形で関わって生きている。

カエルの個体数がどれだけ減っているのかは知らないけれど、生き残った個体の子孫が耐性を身に着けて生まれてくることを祈るのみ。
元々、外来種が原因となって発生したらしい。
耐性のある外来種は何ともないらしいが、耐性のない日本に元々いるカエルがこの病気にやられてしまうようだ。
珍しいからと買ってきたペットが手におえなくなって捨てるようなことをしてはならない。
そういう人は最初からペットを飼っちゃいけない。
あるJA職員の人が言ってた。
誰かが捨てたアライグマが野生化して繁殖し、農作物が食い荒らされるらしい。
かわいい顔をしてるけど、彼らは案外凶暴なんだそうだ。
だからといってアライグマを容赦なく殺していい…とはいえない。
難しい問題だ。
ただ、原因を作ったのは誰かということだけは、ハッキリしている。

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不摂生

あ、足がちょっと痛い。
そう思ったのは、月曜日のこと。
以前に痛風になったことがあって、また発症したのかと思うけど、前になったときほどの痛みはない。
どこかで打ったのかなあと思っても心当たりがないので、医院に行って診てもらったところ、やはり痛風だった。
考えてみれば前に痛風になってから摂生し、体重も一年間で18キロ減量し、50キロ台に。
あまりに急激な痩せ方に周りからは大丈夫かとの声もあがり、中には「あいつ、死によるんとちゃうか。」と思っていたヤツもいたそうだ。
ところが、あるお役について外食することが多くなり、時期によっては連日アルコールと絶対メタボになるやろというくらいの料理を食べる毎日が続いたので、ああこれはいかんなあと思いつつ、運動もせず過ごしたツケが回ってきたということでしょうな。
とりあえず、痛みを散らす薬とかもらったので、それを飲んで、今年の夏はビールもやめて摂生し運動する日々を送らなければなるまい。

カメラも少し控え目にせねば…
車もできるだけ乗らず、歩くように…
適度に運動するように…
食事の量を減らすように…
ビールはダメ…
やることは一杯ある。

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熱帯夜

いやあ、それにしても蒸し暑い。今日は熱帯夜だとか。
うちには形だけだけどエアコンはある。
エアコンはあるのだけど、過去10年でつけたのは数えるくらい。
昨年は2回つけた。
で、今年は…おそらくエアコンのスイッチを入れることはない。
うちのエアコンは家を買った時から備え付けられてあって、珍しくガスで冷却するようになっている。
昨年、給湯器が壊れて修理の見積もりをしてもらったところ、思いの外高くつくことがわかったので、思い切ってオール電化に変えた。
よって、元々備え付けられていたガスエアコンは形だけで、取り外すにも費用がかかるからそのままにしてある。
あまりにも蒸し暑いのでせめて除湿だけでもと思ったけれど、電気店で扇風機が安く売られていたので、扇風機を買ってきて暑さをしのぐことにした。
吹く風が少々生暖かいけれど、無いよりはマシ。
じっとしていても汗が噴出すくらいだから、明日の朝起きたら干からびて干物のようになってるかも知れませんなぁ。

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一難去って

夏風邪はきつい。
随分と長引いていて熱は出るわ、咳は出るわ、吐き気はもよおすわで結構大変だったけど、ようやく治りかけてきた今日この頃。
だいぶ調子も戻ってきたので、会議の打ち合わせ場所に向かうために颯爽と自転車に飛び乗る…はずでありました。
が、サドルが壊れているのを知らずに勢いよく飛び乗ろうとした途端、自転車のサドルがはずれてその上に飛び乗ったものだから、あの金属の棒がケツを直撃!
「ぎゃッ!」
痛いのなんの。
少し横になって休みたかったけど、会議の時間に遅れちゃうので痛いのを我慢してペダルをこいだ。
会議の場所に着くと先に来ていた人のうちの一人の方がワタシを見て「涙いっぱいためて、どうしたんですか?」
まさか、本当のことを言うのはカッコ悪いので、「いえ、ちょっと調子が悪くて」と言葉を濁しておいたのだけど、あまりの痛さのため、最初の挨拶で何を喋ったかほとんど覚えてない。
ブログネタができるのは良いのだけれど、痛いのはもう勘弁してもらいたいと思った一日でした。 091



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誰?

今日、仕事から帰ってきたら、家にいるのは相方だけでした。
リビング(というほど大仰なもんではありませんが)で、読みかけの本を読んでるとキッチンから相方の声が…
「誰、冷蔵庫の扉を開けっ放しにしてるのは?」
「はいはい、ワタシです。えらいすんませんなあ。」
あのなあ、家には二人しかおらんのやから、ワタシに決まってるがな、ホンマにイヤな言い方するなあ。
「誰、新聞を広げっぱなしにしてるのは?」
「はいはい、それもワタシです。えらいすんませんなあ。」
「誰、こんなところに携帯置きっぱなしにして。」
「はいはい…って、それアンタの携帯やんか。」

 

 

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歯科医御用達デジカメ

 昨日、歯の治療に行ってきた。

 どうも歯医者さんは苦手で、医院の前まで来てあの「ウィ~ン」という歯を切

削する音なんかが聞こえたりすると、足がすくんでしまって、今日はやめとい

てまた今度にしようなどと弱気のムシが騒ぎだすねんけど、後で「なんでもっ

と早よ来んかったんや」と言われたりするので、ここは一番、清水の舞台から

飛び降りるつもりで歯医者さんの門をくぐったのであります。

 まあ、ぼくの行く歯医者の先生は気さくな人で痛くないよう、苦しくないよう

気をつかっていただいてるのがわかる。

 でも時おり無茶なことを言わはります。

「口を開けといて下さいね。痛かったら痛いって言うて下さいね。」

…口開いてんのに、喋られへんやんか

世間話なんかが始まったら、そりゃもう大変。

「お母さん、元気にしたはりますか?」

「はえ」(「はい」と言ってるつもり)

「仕事の方は、一段落しました?」

「はえ、ふこしはほちつきまひとぁ。」(はい。少しは落ち着きました。)

「あー、喋ったらベロに当たってしまいますよ。」

…先生が、話しかけてきてんねんやんか。

 「はい、もう一回、口を開けておいて下さいね。写真を撮りますから。」

 レントゲンではなく(レントゲン写真の装置もあるんやけど)デジカメで口の中

を撮らはります。(全ての患者さんにそうしているようで、今度その人が来た時

、カルテと共に治療の参考になるらしい。)

 手に持ったはるデジカメはフジのS7000&外部フラシュ。

「はい。では撮りますよ。」

「先生、キレイに撮ってちょうだいね。」

「冗談、言うてんと。はい、じゃあいきます。」

「チーズ」

「ははは、おもろい人やなあ。動かずに口を開けといてくださいよ。」

無事(?)撮影も済んで、本日の治療はこれで終わり

…なんやけど、

「最近はデジカメで撮らはるんですね。」の一言が発端になって、診療時間が

過ぎていて次の患者さんが来ないので、先生が喋りださはりました。

「けっこう、キレイに撮れるんですよ。」

…虫歯を撮るのにキレイもないやろうに

「以前は、キャノンのEOSを使ってたんやけどねえ。」

…おっ、デジイチやん。そんなんで口だけ撮るのはもったいないやろ。

「どうもピントを合わすのが難しくってね。」

…そりゃ、そうでしょう。まさか、ボケ味のキレイにでるレンズ使ってはったり

して。どんなレンズ使ったはったんやろ?マクロ?

「それに、外部ストロボの設定間違えて、患者さんがビックリしはったことあり

ますんや。」

…そら、そうやろ。そんな至近距離から外部ストロボをフル発光させたら誰で

もビックリするわ。

「こら、使いにくい思うてたら、知り合いの歯科医からこれがいいと教えてもら

ったのがこのカメラやねん。奥までピントクッキリですわ。」

…さすが高感度に強いフジ。ISOいくらで撮ったはるんやろうね。それにコン

デジやから被写界深度も深いやろうし。

「けど、もう三年使ってるから、そろそろ新しいのに買い換えようと思うてるん

やけど、5月17日に新しい機種が出るから変えようと思うてるんですわ。」

…今、使ってるカメラ不要になるなら、くれへんかなあ?

いや、それよりEOSはどうしはったんやろ。診察室の隅に眠ったままになって

るのやったら、くれはれへんかなあ?

などと考えはしたものの、ちょっと言い出せませんでした。

 結局、長々と話を聞いたあと「では、次は水曜日に来てください。」ということ

に相成りました。

 歯医者さんからの帰り道

201

不思議な樋がありました。

屋根の軒下の樋を通って雨水が下水に流れていくのでしょうが、途中にナナ

メ上に枝分かれして蓋がついてる。

これって一体何のためについてるんやろう?
 

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一人称・二人称

 前々回に、関西人は話し言葉の中で相手のことを『自分』っていうということ

について書いたけど、日本語の一人称・二人称は非常に多くて、例えば一人

称だと私・僕・うち・あたい・俺・おいら・わて・わし・おいどん・あちき・拙者・我

輩・麻呂・朕…ものすごく言い方がある。

 二人称にしても同じで、あなた・君・あんさん・おまえ・きさま・お主・おい(?)

…言い方はいろいろありますなあ。

181_1

 ところが英語ではどうなんでしょう?

 おそらく、私は『I』あなたは『You』という言い方しかないのではないかなあと

思います(よく知らんけど)。

 昔、テレビで英語の字幕スーパーの入った映画『七人の侍』を見ていて、三

船敏郎さんが鬼の形相で「貴様ぁー!」と叫ぶ場面の字幕スーパーが『You』

だったのを覚えてるけど、なんか変な感じがしたもんやわ。

 どちらかっちゅうと『Gut’em』(つづり間違ってるかも)の方が、場面から言うと

合ってるような感じがしたもんです。

 (なんか、この記事、以前にも書いたような気がするけど…重複してしもうた

かも)

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アーモンドチョコレート

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 最近ちょっと甘いもんづいてる。

先日、お客さんのところで、どら焼きをいただいた後、次に行った先で饅頭を

いただき、家に帰ったら娘が作ったケーキがあったので食べた。

翌日、何故か知らないけどアーモンドチョコレートをもらった。

疲れているときに食べたらいいんですよとのこと。

アーモンドチョコレートというと、どうしても忘れられない思い出がある。

娘がまだ幼少の頃、初めてアーモンドチョコを食べたとき、アーモンドを口か

ら吐き出して言ったひとこと。

「おとうちゃん、このチョコレート種がはいってる。」

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いい加減

ええ加減(いい加減)という言葉は、ええ加減やわ。

「ええ加減にせえっ」って言うときは否定・NOの意味になるけど、「あ~、ええ

加減に熱燗できとるなあ」というときは、肯定・OKでまったく正反対の意味に

なってしまう。

「結構です」ちゅうのもOKなのかNOなのかわからん。

話の流れからOKなのかNOなのかはわかるけど、「結構です」という言葉自

体は、どちらの意味でも使われますなぁ。

「もっと、食べはりますか?」

「いや、もう結構です。」はNOの意味。

「この料理の出来栄えはどう?」

「大変結構です。」はOKの意味。

そういえば、自分というのは私であり、一人称なんやけど、相手のことを日常

会話の中では「自分」って言ったりする(関西だけかもわからんけど…)。

「自分、ええ加減にしいや。」…もちろんこれは相手を非難する時に吐き出さ

れる言葉やけど、「オレ、ごっついええ感じ。」という意味にとれなくもない。

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イーデス・ハンソンさんが日本に来てまだ日もあさい頃、電車の中の日本人

の会話を聞いていて不思議に思ったそうである。

「ああ、久しぶりですなあ。」

「ああ久しぶり。どうしたはるんですか?」

「いやぁ~、先日阪急宝塚の方に引っ越しましてなあ。」

「ほう、これはまた閑静ないい所に行かはったんですねえ。」

「ええ、また一度遊びに来てくださいな。」

「おおきに、一度遊びに行きまっさ~。」

というような会話があって、そのうちの一人が次の駅で降りたんやそうですな。

ハンソンさんはその時こう思ったんやそうです。

『阪急宝塚としか言ってないのに、遊びに行けるのだろうか』と。

外国から来た人にとって日本語って理解しがたい部分があると思いますわ。

以前、学生がこんな会話をしてました。

「あ~、失敗してしもうたわ。なんとしても汚名挽回せんとなあ。」

「せやなあ。」

これこれ。それを言うなら汚名返上でしょ。

汚名を挽回してどうすんの。

いやはや、日本人にとっても日本語は難しいようで。

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枚方サイクリング

「いつでも行けるわ」という気があると、いつまでたっても行けないということがあって

例えば大阪に生まれ育った人でも通天閣にのぼったことがないという人は

意外に多いのとちがいますやろか。

ぼくも今は奈良県に住んでいるけど、生まれも育ちも大阪です。

けれども大阪の市町村の中にはまだ一度も行ったことがない、というより

車や電車で通過したことさえないという場所もあります。

先日、枚方市に行ってきましたが、枚方というところも

子供の頃、遠足で行ったっきりで、京都に行くときに通過するだけでした。

(実際は枚方に行ってみて、15か16歳の時に枚方の松下記念体育館での

ボブ・ディランのコンサートに行ったことを思い出したのですが…)

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今回、東海道の57次ぎめの宿場町が枚方であることを教えてもらい

また、淀川を京都伏見から大阪天満橋を往来する三十石船の

船宿が並んでいた場所が枚方で、船宿や街道筋も整備されて

保存されていることを教えてもらったこともあっての枚方行きです。

このことを教えてくださった「森のどんぐり屋さん」から

枚方に関するパンフレットを送っていただき、綿密な(?)計画の下

観て回る予定だったのが、ちょっと欲張りすぎて

我が年齢も考えず、自転車を使って一日で枚方市内全域を見て回るなどと

無茶な計画をたてちゃったんですわ。

自転車で回ることを考えたら、一箇所で長く時間を取れないにもかかわらず

淀川河川敷と東海道の街道筋辺りでかなり時間をつぶしてしまい

予定に入れてなかった、青空市や街頭コンサートなんかを観ていて

大幅に予定が狂っちゃいました。

あとはひたすらペダルをこぎ、立ち止まって写真を撮ったら

またすぐペダルをこぎ、帰る頃にはお尻が痛いのなんの。

まあ、あまり欲張らずに、ポイントを決めてじっくり観て回るべきだったと反省です。

短時間であちこち見物する団体旅行やないいんやからねえ。

枚方の印象は駅前の賑やかさにちょっとびっくりしたのと

少し離れればのどかな淀川沿いと、それに並行する旧い街道筋。

車優先の国道1号線(階段を登らんと横断できない場所が随所にあり。

自転車ではちょっと辛い)

出口がわからない団地の中(魚籠の中に入ってしまった魚状態ですな)

住宅地を抜けたら突然現れる田園風景。

見所はいっぱいありそうです。

今回は何を撮るかわからないので標準に近いレンズだけを持っていったけど

今度行く時は、もっと的を絞って行こうと思うのでした。

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料理の食べ方

枚方に行ってきました。

それは良かったんやけど、忘れ物を二つ。

眼デジのシャッター押したら、なにやら赤い警告が出て

「SDカードが入ってません」という表示。

あちゃー、カードセットしてくるのん忘れてるやん

こうなったら、カメラはただの箱でしかありません。

サブ機としてコンデジ持って来てたから

それにセットしてあるカードを入れ替えて事なきを得ました。

もうひとつの忘れ物は、いろいろメモっておいた手帳。

ホンマに我ながらあほやなぁと思います。

091

話は変わって…

今日は昼食(といっても午後3時を過ぎてたけど)にラーメンを食べました。

別に何を食べても良いんやけど、定食の類はあまり食べません。

それは以前に「変った食べ方をするねえ」と言われたことがあって

まあ、今は気をつけて食べてるけれど…

自分ではそう言われるまで、あまり意識したことはなかったんやけど

一皿ずつ食べていくんですね。

例えば焼き魚定食を食べるときなんかは

先ずは焼き魚を全部食べて、それが済んだら漬物だけを食べて

それが終わればご飯だけを食べて、ご飯を食べ終えたら味噌汁を飲むというふうに。

味噌汁を一口飲んで、ご飯を一口食べて、魚を一口食べて…

というような食べ方をしないんですわ。

今はそんなことないんですけどね。

こんな食べ方するのは、ぼくだけかというと、そんなことはなく

うちの息子と下の娘も同じような食べ方をします。

こんな食べ方って、やっぱり変ですかね?

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よ~く考えよ~。

仕事で保険会社に行ってきた。

別に保険契約したわけじゃないけれど、アフラックのアヒルの人形を二体もらってきた。

お腹を押さえたら例の「♪よ~く考えよ~♪」を歌いだす。

向かって左は通常版で、右はオーケストラバージョン。

なかなかかわいいのである。

オーケストラバージョンは他にもフルート、ピアノ、サックス、トランペットとあるようで

全部で何種類あるのかわからないけれど…

うちには娘が二人いるんで、分けたらええし

いらないようなら、二体ともぼくの車に吊るしておこうと思ってた。

ところが息子も欲しいようで、こんなに引っ張りだこになるとは思いませんでした。

そうなってくると、やたらあげるのが惜しくなってきて

やっぱり自分の車に吊るそうかと思ったけれど

一旦、あげるといったものを、やっぱりやらんというのもおとなげないので

やることにしたけど…

2÷3=…割り切れへん。

できれば、もう一つあれば子供ら三人で分けれるのになあ。

こんなことなら「もひとつちょうだい」って言えばよかったかな(苦笑)。

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擬態

生物の世界では、敵から身を守るため、あるいは餌を捕獲するため他の生物

や植物のように見せかけて擬態や保護色をとるモノがおりますね。

葉っぱそっくりのコノハチョウ、木の枝そっくりのナナフシ、

海底の砂と化すヒラメ…

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そして、エブフライそっくりの松ぼっくり。

あ、これは擬態とはいわないか。

第一、擬態する理由がないし、エビフライは人間がつくったものですかれねえ。

※ このエビフライそっくりの松ぼっくりは「森のどんぐり屋さん」からいただきま

した。

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大和の地上絵

不動産の公図や地籍図などの農地の中に9m~12mの幅で東西に意味不明の境界線が書かれてあることがあります。
別に気にもしてなかったのですが、今日、不動産鑑定士の先生の話を聴いてちょっとびっくりしました。
最近の研究でこれらが古代の官道であることがわかったらしいのです。
日本書紀では道路の建設は5世紀頃からはじまったとされています。
645年の大化の改新で駅伝制が定められ、約16kmおきに駅屋(伝令のための早馬を置いておくところ)が置かれます。
古代の官道は駅路として大路、中路、小路と呼ばれていたそうで山陽道は都と大宰府を結んでおり、古代の最重要幹線である直線の道路であったそうです。

私のウチから南に車で10分も走ると竹内街道があり、今はなにもない農地ですが幅員は36m~42mという非常に大きな道路であったようです。

031c

そんな時代に何故このような大きな道路があったのでしょうか?
山陽道の工事方法は不明です。
軍用の目的であったとか、海外の使節団に見せて権力を誇示するためのものであったとか諸説あるようですが…
律令制度のもとでは農民の成年男子には都への納税を直接に荷車により運ぶ必要がありました。
それは納税のための道であったようです。
しかしこうした官道は11世紀には消滅してしまいます。
武士階級が権力を握り税の徴収者となったこと、貨幣経済が発達して米等の現物による納税がなくなってきたからというのがその原因です。

空から見ると、ナスカの地上絵のように官道の土手の盛り上がりが見えるという人もいるそうですが、地上にいるとよくわかりません。
あるようでもあり、ないようでもあり…古代は霞んでいます。
ナスカの地上絵には謎やロマンがありますが、こんなにも身近に謎があるなんて
ちょっと驚きです。

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視線

以前にも同じようなこと書いたことがあるんやけど
目はモノの色や形を見るためにあるけど、それは光があって初めて見えるもので、本当の真っ暗な中では何も見えません。
だから見るという条件の前提として光は必要なんですね。
外部からの情報を拾うという受動的な役割があると思うのですが、反面「視線を感じる」などということが言われるところをみると、目はモノを見るだけでなく、目から何かエネルギーのようなものが放出されてるんじゃないか…というようなことを、考えた時期がありました。

昨日、鎮痛剤を買いにドラッグストアーに行ったのですが、薬を買ってお店から出て来ると何か誰かがこちらを見ているという視線を感じたんですわ。
それは自分を見ているのではなく、自分の先にある何かを見ているんじゃないかと思いその視線の先を見てみたのですが、特になにもありません。
これは間違いなくオレを見ている…そう感じたので、おそるおそるその視線の方向を見てみると

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なんのことはない。化粧品のポスターなのでした。
3月いっぱい忙しい日が続いたので、疲れがたまっているのか
それともモウロクしてるのか、なんとも変な感じでした。

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尾道 Vol.6 土堂小学校

尾道の土堂小学校といえば、あの百マス計算で有名になった陰山先生のいらっしゃる学校(だと思います。)
もちろん映画のロケ地にだってなってるし、アニメ「カミチュ」のモデル地にもなってるみたいです。
ま、それはさておき、尾道には道路にはみ出してる家が結構あったりします。支えの柱が立ってあるものや、二階の一部だけが道路にかぶってるもの。
いろいろあって、下の道は私道なのかなぁ。それとも支えの柱が立ってる部分だけが個人の所有地なんやろうか?
それとも、公道で、支えの柱が立ってる部分をその家に住んでる人が地代を払ってるのかな?
固定資産税はどうなってるんやろ?
地役権なんかが設定されてるのかな?
違法建築にはならないのかなぁ?
などとつい考えてしまったりするのです。

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ま、市立の土堂小学校(写真上)も道路上にコンクリートの柱が立ってるし、道路の上に校舎があるし、細かいことはいわん…というより、坂や路地が多いので、こうしないとしゃあないんでしょうな。

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尾道 Vol.5 不思議な話Ⅱ

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尾道の「古寺めぐりコース」はおそらく約3kmくらいの道のりやと思うのですが、そのコース及び付近の寺院の数は25ケ寺、他に神社も5ヶ所あるのを確認したので、あわせて私が確認したでけでも30もの寺社があることになります。
面積や人口を考えると異様に多いように思えます。
今回の旅行ではこのうち15ヶ所の寺院と2ヶ所の神社を見て回りましたが、そのいずれもが拝観料は要りませんでした。
もちろん京都や奈良などのような大きなお寺や神社はありませんが、それでも限られた地域にこれだけの神社仏閣が拝観料もとらずに維持できるのかというのが不思議でなりません。
尾道の人達がたくさんの布施をしているのか、或いは尾道市が経済的な支援をしているのかはわかりませんが…。

写真は天寧寺のお堂の中に置かれている五百羅漢像ですが、お堂の外には「どうぞご自由に拝観して下さい。」という貼紙があって、監視の人もいなければ拝観も無料。
撮影禁止とも書いてなかったので、写真も撮らせてもらいました。
もちろん、強い光は当てない方が良いので、フラッシュは発光させてません。

尾道に着いてすぐ、駅近くにある観光案内所で見たガイドには、天寧寺の五百羅漢の中にお一人だけ後ろを向いている羅漢さんがおられるというように書いてあったので、目を凝らして探してみたのですが、わかりませんでした。
帰りのバスの中で、「あ、ひょっとして後ろを向いている一人というのは、拝観している自分のことではないか?」と、ふと思ったのですが、煩悩だらけのドロドロの泥凡夫である私が羅漢さんの中の一人などというのは、ちょっとムシが良すぎるなあとも思うのであります。
或いは、欲は少なくして、周りのものに感謝し、感動のある日々を送りなさいと暗に説かれているのでしょうか?
ちょっと、考えすぎでしょうかね。
写真ではわかりにくいので、もしもう一度ここにくることがあれば、じっくり見てみたいと思いました。

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尾道Vol.4 不思議な話

尾道に着いたその日の夕食は商店街にある居酒屋でとった。
女性の一人旅だとなかなかそういうお店には入り辛いやろうけど、おっちゃんの一人旅だと、よほどカップルばかりのお店でもない限り、たいていのお店には入れる。
日曜日の夜は閉店のお店もあるけど、何の目的もなく開いてるお店に飛び込んだ。

数人座れるカウンターの左端に座った。右端には、東京都足立区から広島方面に遊びに来ているという30歳前後くらいの青年が座っていた。
地元の魚をメインにしているお店なんだけど、今日は魚河岸が休みなので種類はそんなになく、カレイの刺身と出し巻きそれと焼酎のロックを注文した。

ちびちびやってると、一人のおっちゃんが入ってきて、私と東京からやってきた彼との間にすわった。
話好きなおっちゃんで、「尾道なんかにきて、何がおもしろいんや。」などと、われわれに話しかけてくる。
言ってる本人は高校卒業まで尾道で暮らしていて、関西方面の会社に就職し今は神戸で暮らしていて、毎週末は尾道に帰ってきているらしい。

そのおっちゃんが突然言った。
「サンバって知ってるか?」
「ああ、ブラジルとか中南米の音楽と踊りの?」
「違う違う。」
「赤ん坊を取り上げる?」
「違う。そら産婆や。ワシのいうてるのは地名。山の波と書いて山波(さんば)。」
「知りません。」
「私も知りません。」
「そうか。尾道に山波という海沿いの町があって、時々海の中から砂地の島が現れるんや。」
「ホントですか?」
「本当や。」
「またまた~。私らが他所からきた観光客や思うて、口から出まかせいうたはんのと違うんですか?」
「ホンマやて。なあ、大将!」
「この人の言ってることは、本当ですよ。」
「へぇ~、珍島物語みたいですなぁ。」
「♪顔が割れるのよ~♪」
「そりゃ、天童よしみさんに失礼でしょ。」
「ありゃ、間違った。 ♪海が割れるのよ~♪」
「それで、それは干潮のときに見れるんですか?」
「そうとは限らん。」
「じゃあ、潮流の加減で?」
「それもわからん。」
「じゃあ、いつ見れるんですか。」
「時期に関係なく見れるけど、お盆前くらいが一番かなあ。」

この話は本当のようで、山波の州と呼ばれているらしい。
昔は山波の州が現れると、船でそこまでわたってアサリがたくさん獲れたそうな
海洋汚染などでアサリの獲れ高は激減していたけど、近くで海苔かなにかの養殖をしている人がきれいな海に戻すために、EM菌を投入し続けたところ、潮の流れに乗って山波の州にも影響し生物環境がよくなったのか、数年前から全国のアサリの獲れ高が激減する中、山波の州では確実に爆発的にアサリの獲れ高が増えている。
一時は閑古鳥が鳴いていた山波の州の潮干狩りも、ここ数年は年々やってくる人が増えているらしい。

「いつ現れるのかわからんちゅうのが、ネックですなぁ。」
「まあ運よく現れたとしても、潮干狩りに夢中になってたら、取り残されて陸に戻ってこれん
ようになるかもよ(笑)。」

この話を聞いて、思い出したことがある。
中学生の頃、瀬戸内海にある「本島」という島に行ったとき、前日海だったところが、翌日は陸地になっていたことを。
旅館の人にそのことを尋ねたら、干潮と潮流の加減で現れるのだということを言っていた。
もちろん地図にはそんな島は載ってないのだけれど、ここもまたアサリがたくさん取れると言っていた。
確かその島のことを「ヒロシマ」と言ってたように思うけど、定かではない。

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尾道Vol.3 坂と路地と猫

JRの線路の山側は斜面にへばりつくように家が軒を並べてます。
坂だらけ路地だらけ。
211c まるで迷路のようで「あれっ、この道さっき通ったなあ」ということも。
またこのあたりにはニャンコがたくさんいて、本物はもちろんのこと
ネコをあしらった店やら壁に書かれたネコやら
石のネコなんかもあります。

「小梅ちゃん」と呼ばれる美人ネコが評判なんやそうですが
会うことはできませんでした。
犬はネコに比べるとここではあまりお目にかかれませんが
「どびん」と呼ばれるワンコがいて、彼には会えました。
もともとは海沿いの場所で飼われていたそうですが
買主の引越しの際、置いていかれたのだとか…
もっとも「どびん」は買主に置いていかれたのではなく
買主よりも尾道を選んだのだという説もあるようです。

石のオブジェはネコだけではありません。212c
石のフクロウたくさん見ることができます。
もっとも、そのほとんどは観光案内の役目を果たしているのですが…
石のフクロウの前のQRコードを読み込むと
自己中マップや付近の案内、寺社などの説明、尾道の風景画など
を携帯電話で見ることが出来
また、先にここを通った人がメッセージ(例えばここから少し上ったところに
スイーツの美味しい店があるよ…とか)を残すことが出来
後から来た人はそのメッセージを読むことができるようになってます。
観光案内版のように大きなものを一度設置したらなかなか変えられない
のと違って、場所的にも小さくて済むし、新しい情報もどんどん更新していける
のでその点は便利です。
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携帯電話がここまで普及しなければ、こういうサービスは現れなかったでしょう。
この石のフクロウは60箇所くらいに設置されているそうです。

でも、なんでフクロウなの?
それはフクロウ=不苦労という語呂合わせのようです。
(ホントのところはどうなのか知りません。)

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尾道紀行 Vol.2 踏切とガードの町

201c_1 江戸時代まで尾道は今の商店街の通りが西国街道と呼ばれるメインストリートでしたが、明治24年鉄道の敷設と国道24号線の開通により、自社が多い山側部分と商店や家が軒を連ねていた海側部分とが二分されました。
ああ、何たるチ~ア、サンタルチ~ア。

JR尾道駅とそこから東に約2.5kmのところにある浄土寺間には、なんとガードが14本、踏切が8本、陸橋が2本。
合計24本もの山側と海側の連絡通路があります。
これほどまでにガードと踏切が集中している町は他にはないのではないやろうか?
大きいのやら小さいの。
新しいのやら古いの。
とにかく、いろいろあります。

202c 映画「転校生」にも出てきた、一夫と入れ替わった一美が一気に自転車で駆け上がった「光明寺前陸橋」の上からの写真です。

203c 天寧寺前ガードは、線路の隙間から空が見えて、電車が通過するとちょっと怖いですなあ。

電車が通過するとき何やら地響きがしている感じで、カメラを持つ手も心なしか微妙に震えてます。
「それやったら、通らんときゃええやん」ですって?
いえいえ、路地大好き人間としては、この手の通路は通らないわけには行きません。

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路地の向こうに電車が通り過ぎる風景。ガード下に響く電車の振動。
踏切の音。
線路沿いに立ち並んでいる家屋も震えているように思えます。
かつては線路で分断された町やけど今は鉄道は旅情をかきたてる尾道の風景となっているようです。
(それにしても線路沿いに住んでる人達は、やかましいと思うけど…
もう慣れっこになってるのかなぁ。)

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尾道紀行 vol.1

尾道に行ってきました。
2年前に一度行った事があるねんけど、その時は団体旅行の幹事で尾道美術館と千光寺を見ただけで、自由時間も雨降りやったためほとんどな~んも観光(探索)せんかった。
ということで、いつかまた尾道には行きたいと思ってたんですな。
そんな折、既にブログをストップしはりましたhyarborさんが尾道の写真をUPされていたのを見て、無性にまた行きたくなったんですわ。
他にも枚方にもカメラさげて行く予定はあるものの、尾道は日帰りではちょっと無理なので
続けて休みのとれるときに行こうと思ったのでした。

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「映画の町」「文学の町」「坂の町」…いろいろ形容されていて、見所はいろいろあるけど
まずは夜景からUPしていきます。
向こうに見えるのが尾道大橋と新尾道大橋。
右手の向島と尾道の間に尾道水道があって、ぱっと見た感じでは川のように見えるけど川ではなく海です。
尾道と向島の間にはいくつかの渡船があって、眺めていると何故か舟が方向違いの方に向かっていくので「おやッ」と思ってたのですが、潮流が早いのでそれを考えてのことだそうです。
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確かに海面を見ていると潮の流れはかなり速いです。
つい先日、ここに飛び込んだ人が潮の流れについて行けず亡くなられたそうです。
ここで溺れると潮に流されて死体は見つからないということらしいです。
舟の係留してあるところを見ると、かなり段差があるけど、
それは潮の干満差が9mもあるからとか。
その昔、北前船はここ尾道に係留し、潮の流れと風向きによって出航したんやそうです。
ここから、向島には泳いでもいけそうな距離ですが、潮止りの時間帯でないと
泳ぎの達者な人でも無理だと聞きました。
そんなこんなで尾道探索の始まりです。

撮影はちょっと大変でした。
尾道水道は潮流が早いので停泊している船でもスローシャッターだとぶれてしまいます。
潮の流れのゆるやかになった頃を見計らって撮りました。

夜景を最初に持ってきて写真をUPする順番がバラバラですがご勘弁を。

こちらにも写真掲載しています。

  to be continued

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潔わるし

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「これは東京で撮った写真です。」って言っても誰も信用せえへんやんなあ。

「なんとか還元水」とか言われてもねえ。
年に500万円を超える水道光熱費って信用できんのですわ。
仮に本当に使ってるとしたら、納税者や政治献金した皆さんに失礼やないですか。
「法にのっとって」と言うけれど、領収証は必ずしも必要でないのかも知れないけれど虚偽の記載をしないということが前提なんやから、やはりちゃんとした説明はしてもらいたいものですなあ。

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